尾張旭市議会臨時会が5月17日に開催され、各議題が審議された。この臨時会は、一般選挙後の初めての議会であり、議長や副議長の選挙、委員の選任が主要な議題であった。
臨時議長には日比野和雄議員が選任された。議長選挙では篠田一彦議員が若杉たかし議員を推せんし、全会一致で当選が確認された。若杉議長は、議会内の透明性の確保と、市民との意見交換の重要性を強調し、新たに20名となった議員の活躍に期待を寄せたとのこと。
副議長には丸山幸子議員が選任され、議会運営の公正性を維持し、住民の声をしっかり受け止めていく考えを示した。新議会は住民福祉の向上に向けて強力になるだろうと、市長の森和実氏も期待を示した。
続いて、平成31年度一般会計補正予算、国民健康保険税条例の改正、市税条例の一部改正などが承認され、特に福祉関連の予算が増加する見通しであることが市民にとって良い影響をもたらすと期待されている。市税条例の改正では控除の拡大が図られる。
議長はまた、地元企業とのかかわりや地域貢献についても述べており、特に旭中学校の大規模改造工事に関連した契約については、教育環境の整備に向けた重要な施策であるとの意義が強調された。